1.30
夜になって思い出すのは
決まって過去の記憶だ
どんな記憶にしてもそうだけど
壮絶な過去だったとして
思い出すのは
キラキラした記憶が多い
楽しかった事達が
頭の中でさらにキラキラ加工フィルターをかけられ
素晴らしい思い出として
頭の中で生き残り続ける
*
最近ふとしたときに考えてしまうのは
「もうマイクを持たないんだな」ということ
無意識に歌を口ずさんでしまうとき
それに気付いた時
急に何かが無くなったように
心がスカスカになる
不思議だ
あんなにずっと苦しいことばかりだったのに
ステージの上の景色が思い出が
色褪せる事はない
この曲のここでしゃがむ時は
誰々と目を合わせてたな
ここからここに移動する時
さりげなくハイタッチしてたな
そんな記憶ばかりが
ひたすらに蘇ってくるのだ
それでも
今ここにいることは僕が選んだ道だから
悔しくなんてないし
後悔もない
ここで。今生きてるこの場所で。
精一杯幸せになる事が
誰よりも幸せだと感じれる事が
過去の僕を1番納得されられる救える方法だと思うから
*
大きな悩みが消えれば
何かが変わると思っていたが
いざ悩みが消えてなくなると
また新たに悩みが生まれてくる
思ったよりいつもと変わらない日常を過ごしている
朝起きて働いたら夜になっていて
でもこれが生きるという事で
それでもその平凡な生活の中にある
小さな当たり前が
実は幸せな事なんだと
頭では理解しているけれど
頭以外はまだそれを理解していないので
やはり僕はまだまだ子供だ
👶
最近昔の写真を見る事が多い
友達は大切だなと思う
僕は今まで
正直
友達をそんなに大切だと思わずにきた
ただ
少し前僕は
友達の大切さに気付いた
厳密に言えば
メンバーだけど
ただの「メンバー」としてではなく
1人の友達として関われることの
友達としての
心強さを感じたからだ
カメラロールを見渡して
彼女達との写真があるだけで
気持ちがとても暖かくなる
話を聞いてくれて
僕を病みから救ってくれた彼女達には
一生感謝し続けるだろう
そんなこんなで今日も気づけばこの時間になっていて
また朝起きたら働かなきゃいけないけど
頭の中のたくさんの記憶達と一緒に
明日も精一杯
生き抜こう